海外で高い評価を受けているFXブローカー、FXTRADINGが日本進出しました。
この記事では、FXTRADINGの優れた取引環境や2タイプある口座の詳しい解説をしています。海外FX業者に口座を開設した事がない人でも、簡単に手続きできるように画像付きで説明しているので、FXTRADINGに興味がある方は最後までご覧になってください。
- FXTRADINGを使うメリットがわかる
- FXTRADINGを利用する時の注意点がわかる
- 2種類ある口座タイプについてわかる
- 口座開設の手順を画像付きで詳しく解説
FXTRADINGについて
運営会社 | Gleneagle Securities Pty Ltd |
会社住所 | Level 27/25 Bligh St, Sydney, NSW, Australia, New South Wales |
設立 | 2014年 |
公式サイト | https://fxtrading.com/ |
電話番号 | +61 2 8039 7366 |
メールアドレス | service@fxtrading.com |
金融ライセンス | オーストラリア証券投資委員会(ASIC) ライセンス番号:337985 |
金融ライセンス | バヌアツ金融委員会(VFSC) ライセンス番号:40256 |
FXTRADINGは2014年に創立されたブローカーで、本社はオーストラリアのシドニーにあります。金融ニュースを扱う一流メディア、World Financeにおいて「2022年最高の CFDブローカー」と表彰されています。
オーストラリア証券投資委員会(ASIC)とバヌアツ金融委員会(VFSC)のライセンスを所持し、金融機関としての認可を受けています。スタッフの多くがマーケットに詳しいベテラントレーダーで構成されているのも特徴です。
FXTRADINGには機関投資家レベルの取引環境を構築するというビジョンがあり、約定スピードの速さと低スプレッドがそれに反映されています。また、FXT Navigatorなどの独自ツールの開発も特徴で、口座開設者は無料でツールを利用することが可能です。
最大レバレッジが2000倍、ゼロカットシステム採用と口座スペックも申し分ありません。
顧客資金はナショナルオーストラリア銀行で預託分別管理されており、安全性は高いといえるでしょう。財務に関する外部監査も定期的に行われているようです。
- 海外ではすでに人気のFXブローカー
- 最大レバレッジ2000倍、ゼロカットシステム採用
- 無料で使える独自ツールの提供がある
- 顧客資金は預託分別管理されており安全性は高い
FXTRADINGのメリット・おすすめポイント
FXTRADINGの持つメリットをまとめて紹介します。
最大レバレッジ2000倍&ゼロカットシステム

FXTRADINGでは2種類の口座タイプが用意されていますが、どちらの口座も最大レバレッジが2000倍で、ゼロカットシステムが搭載されています。
海外FX業者の中でも、レバレッジを2000倍に設定できるところはあまりありません。少額から資金を増やしたいトレーダーにとってはとても魅力的なスペックです。
海外FX業者を利用するメリットであるゼロカットシステムも搭載されています。万が一、マーケットに急激な価格変動があったとしても、追証を払う心配はないので安心して取引をすることができます。
MT4が利用できる

海外FX業者利用者ならおなじみの取引ツール、MT4に対応しています。さまざまなインジケーターを使って、好きなチャートを作り上げる事ができます。後述するFXTRADINGの独自ツールもMT4で使用します。
仮想通貨は土日も取引ができる

仮想通貨の取引ができる海外FX業者はたくさんありますが、その多くは土日に取引ができません。FXTRADINGはMT4を使った仮想通貨取引が24時間、週7日行えます。
スキャルピング、両建て、EA使用に制限なし
FXTRADINGではスキャルピングトレードが可能になっています。短期売買を繰り返しても口座凍結されるという心配はありません。また、両建取引も可能で高度な取引戦略を行う上級者にも対応しています。EAを使った自動売買にも制限がないので、色んなタイプのEAを稼働させる事ができます。
低スプレッド&約定スピードの速さ
FXTRADINGは海外FX業者の中でも、かなり好条件の低スプレッドを提供しています。さらに、平均約定スピードは0.08秒未満という早さです。この低スプレッドと約定スピードの速さは、取引コストがかさむ短期売買スタイルのトレーダーも満足できる取引環境といえるでしょう。
安心の日本語サポート
FXTRADINGの日本語サポートはとてもしっかりとしています。口座開設後に利用するクライアントポータルなど、基本的にすべて日本語に対応しているので、操作方法に迷う事は少ないはずです。
もしわからない事があれば、公式サイトにあるライブチャット機能を使って、直接スタッフに質問することができます。平日は24時間対応しています。
日本人スタッフは10時から19時まで待機しているようですが、その時間外でも基本的な質問は翻訳ソフトを使って現地にいるスタッフが答えてくれるので安心です。
入出金の手数料なし
FXTRADINGは入金、出金ともに手数料がかかりません。入出金に関しての詳しい内容や手順については、以下の記事を参考にしてください。
独自ツール

FXTRADINGではFXT Navigatorという独自に開発したツールを提供しています。色々な機能が搭載されたオールインワン型のツールで、初心者から上級者までそれぞれに合ったツールの使い方ができます。
- 取引パフォーマンスや想定リスクを把握するマーケット分析
- 買われすぎ、売られすぎアラート
- 設定条件に該当する商品を絞り込みするスクリーナー
- 有効な売買ポイントをリアルタイムで知らせるシグナル
- バックテストによる有効な売買ルールの発見
- バックテストで発見したストラテジーのEA化
無料でVPSが利用できる

FXTRADINGでは一定の基準を満たすことにより、VPS(仮想専用サーバー)を無料で利用することができます。VPSを使えば24時間365日、EAを使った自動売買を行うことが可能です。
- 口座の残高が$5000USD(または同等の通貨)で、月に10ロットの取引をしている
FXTRADINGのデメリット・注意点
FXTRADINGを使用する際のデメリットや注意点も知っておきましょう。不要なトラブルを避ける事ができます。
ゼロカットシステムの残高リセットは申請が必要
ゼロカットシステムが発動し、口座残高がマイナス表示になった場合はサポート(service@fxtrading.com)に連絡し口座をリセットする必要があります。
残高がマイナスの状態で入金を行うと、資金がマイナス残高の補填に当てられます。ゼロカットされた後は、残高のリセット申請を忘れないようにしましょう。
最大レバレッジの変化に注意
FXTRADINGはダイナミックレバレッジを採用していますので、口座残高が大きくなるにつれて最大レバレッジが減少します。
証拠金を調整するだけでは、最大レバレッジの数値は元にに戻りません。必ずクライアントポータルからレバレッジ変更を設定し直す必要があります。
口座残高と最大レバレッジの関係については、口座タイプのセクションで詳しく解説していますので、そちらを参考にしてください。
FXTRADINGの口座タイプ2つについて解説

ここでは、FXTRADINGで選択できる2つの口座タイプについて解説します。
スタンダード口座とプロ口座の比較表
スタンダード口座 | プロ口座 | |
---|---|---|
口座通貨 | JPY・USD | JPY・USD |
最大レバレッジ | 2000倍 | 2000倍 |
ゼロカットシステム | 有り | 有り |
マージンコール | 100% | 100% |
ロスカット水準 | 20% | 20% |
ストップレベル | 0 | 0 |
最小取引サイズ | 0.01ロット(1000通貨) | 0.01ロット(1000通貨) |
最大ポジション数 / 1口座 | 200ポジション | 200ポジション |
指値注文最大数 / 1口座 | 200ポジション | 200ポジション |
最大ロット数 / 1注文 | 株価指数 : 250ロット 他の資産クラス : 100ロット | 株価指数 : 250ロット 他の資産クラス : 100ロット |
両建て | OK | OK |
EA使用 | OK | OK |
プラットフォーム | MT4 | MT4 |
※ | 取り扱い商品FX取引、貴金属、エネルギー、 コモディティ、仮想通貨、株価指数 | FX取引、貴金属、エネルギー、 コモディティ、仮想通貨、株価指数 |
スプレッド | 1pips~ | ロースプレッド |
手数料 | なし | 片道500円($3.5)/ 1ロット |
最低入金額 | 3万円($200) | 3万円($500) |
発注方式 | STP方式 | ECN方式 |
スタンダード口座、プロ口座ともにストップレベルなし、両建てやEAの制限もなしと、スペックの高い仕様となっていますが、大きく分けて2つの違いがあります。
発注方式の違い
1つ目の違いは発注方式で、スタンダード口座がSTP方式、プロ口座がECN方式になります。
STP方式ではトレーダーの注文がブローカーを経由し、スプレッドが上乗せされてからインターバンクに流れます。一方、ECN方式ではトレーダーの注文が直接インターバンクに流れます。ECNではスプレッドを上乗せすることができないので、スプレッドとは別に手数料が設定される仕組みになっています。
STP方式では小さなロットでの約定に強いという特徴があり、ECN方式は大きなロットでも約定がしやすいという特徴がありますが、FXTRADINGではカバー先が豊富なためそれほど違いを感じないかもしれません。
トレードできる仮想通貨ペアの違い
2つ目の違いは取引できる仮想通貨ペアの数です。
スタンダード口座では35種類の仮想通貨ペアが取引できますが、プロ口座では仮想通貨ペアの中でもメジャーな3種類(BTCUSD・ETHUSD・XRPUSD)の取り扱いのみとなっています。
マイナーな仮想通貨ペアを取引したい方は、必然的にスタンダード口座を選択することになります。取引できる通貨ペアについて詳しく知りたい方は、後述する取り扱い商品一覧で確認してください。
初回の最低入金額ですが、円口座で入金する場合はスタンダード、プロともに3万円と違いはありません。ドル建て口座の場合だとスタンダード口座が200ドル、プロ口座が500ドルと違いがあるので注意が必要です。
- 円口座の最低入金額は、両口座とも3万円で変わらず
- ドル口座の最低入金額は、スタンダード口座が200ドル、プロ口座が500ドル
- スタンダード口座はSTP方式、プロ口座はECN方式で発注
- スタンダード口座は取引手数料なし、プロ口座はスプレッドとは別に手数料が発生する
- 取引できる仮想通貨ペア数に違いがある(スタンダード口座35種類、プロ口座3種類)
口座タイプは変更と追加ができる
口座タイプは後から変更することが可能です。また、新しい口座を追加で増やすこともできます。トレードする商品によって口座を分けて運用したい方などは、口座開設後にアクセスできる、クライアントポータルから追加口座を申請しましょう。
ダイナミックレバレッジについて
FXTRADINGはダイナミックレバレッジを採用しているので、口座残高によってレバレッジ上限に変化があります。
変更されたレバレッジ上限は、口座残高を調整しても自動で元には戻りません。レバレッジを上げるにはクライアントポータルで設定を再設定する必要があります。
口座残高 | レバレッジ |
---|---|
$0-$999.99 | 2000倍 |
$1,000-$7,499.99 | 1000倍 |
$7,500-$19,999.99 | 500倍 |
$20,000 ~ $49,999.99 | 300倍 |
$50,000 ~ $99,999.99 | 200倍 |
$100,000 以上 | 100倍 |
- 口座残高が一定の水準に達した時点で自動的にレバレッジ調整される
- 口座残高を調整しても元のレバレッジに戻らない
- レバレッジをを上げるためにはクライアントポータルで設定が必要
CFD商品のレバレッジ
CFD商品については固定レバレッジが採用されています。レバレッジは以下の通りです。ただし、トレーダーに人気のあるゴールド(XAUUSD)は、FXと同様に最大2000倍のレバレッジでトレードをすることができます。
取り扱い商品 | レバレッジ |
---|---|
XAUUSD | 最大2000倍 |
XAGUSD・エネルギー3種・株価指数17種 | 100倍 |
XCUUSD・コモデティ10種 | 50倍 |
仮想通貨35種 | 10倍~20倍 |
取り扱い商品一覧
FXの取り扱いペアは44種類です。
FX通貨ペア
AUDCAD | AUDCHF | AUDJPY | AUDNZD | AUDSGD |
AUDUSD | CADCHF | CADJPY | CHFJPY | CHFSGD |
EURAUD | EURCAD | EURCHF | EURGBP | EURHKD |
EURJPY | EURNOK | EURNZD | EURSEK | EURSGD |
EURTRY | EURUSD | GBPAUD | GBPCAD | GBPCHF |
GBPJPY | GBPNZD | GBPUSD | NZDCAD | NZDCHF |
NZDJPY | NZDUSD | SGDJPY | USDCAD | USDCHF |
USDCHN | USDHKD | USDJPY | USDMXN | USDNOK |
USDSEK | USDSGD | USDTRY | USDZAR |
仮想通貨の取り扱いペアは35種類です。
仮想通貨
ADAUSD | BCHAUD | BCHEUR | BCHGBP | BCHUSD |
BNBUSD | BTCAUD | BTCEUR | BTCGBP | BTCUSD |
DOGUSD | DOTUSD | EOSAUD | EOSEUR | EOSGBP |
EOSUSD | ETHAUD | ETHEUR | ETHGBP | ETHUSD |
LNKAUD | LNKEUR | LNKGBP | LNKUSD | LTCAUD |
LTCEUR | LTCGBP | LTCUSD | UNIUSD | XLMUSD |
XRPAUD | XRPEUR | XRPGBP | XRPUSD | XTZUSD |
貴金属はゴールド、シルバー、銅が取引できます。
貴金属
XAUUSD | XAGUSD | XCUUSD |
株価指数の取り扱いは17種類です。
株価指数
ASX200 | AUS200 | CANADA | CN50 | DE30 |
F40 | HK50 | HSHARE | JP225 | NORWAY |
SAFRICA | SPAIN35 | STOXX50 | UK100 | US30 |
US500 | USTEC |
エネルギーの取り扱いは3種類です。
エネルギー
BRENT | WTI | GASOIL |
コモディティの取り扱いは10種類です。
コモディティ
COFFEEA | COFFEER | CORN | COTTON | OJUSD |
SOYBEAN | SRAW | SWHITE | UKCOCOA | USCOCOA |
FXTRADINGの口座開設手順
ここからは、FXTRADINGの口座開設手順を説明します。
① 公式サイトから申請ページを開く
FXTRADINGにアクセスし「取引開始」をクリックします。

② 氏名、携帯電話、メールアドレスを入力
「名」、「性」をアルファベットで入力します。続けて「国」と「携帯電場番号」、「メールアドレス」を入力。
「紹介コードは」空欄のままで問題ありません。認証コードにチェックを入れて「提出する」をクリックします。
英語表記になっている場合は、右上から日本語に切り替えることができます。

③ 生年月日と住所を入力
下記の画像のように「生年月日」は日、月、西暦の順に入力します。
続けて「住所」に番地、「都市」に市区町村、「件」には都道府県を入力します。

④ 身分証明証と住所確認書類の提出
「電子認証」欄ではパスポートかそれ以外の本人確認書類を選択します。

パスポートを選択した場合は、以下の項目を入力します。
「証明書番号」欄はパスポートの身分事項ページ(顔写真が記載されているページ)の「旅券番号」を入力します。

パスポート以外の身分証明書を選択した場合は、画像のアップロード画面に切り替わります。

身分証明書は、マイナンバーカードや運転免許証などがアップロード可能です。その他の身分証明書をアップロードする場合は、以下の表を参照して必要な情報が記載されているか確認してください。
住所確認書類は、氏名と住所が明確に表示されている事が条件です。
身分証明書に必要な情報 | 身分証明書の例 | 住所確認書類の例 |
---|---|---|
写真 | パスポート | 3ヶ月以内に発行された住民票 |
本人確認番号 | マイナンバーカード | 公共料金の請求書 |
氏名 | 運転免許証 | 銀行明細書 |
生年月日 | インターネット料金請求書 | |
有効期限 |
⑤ 公的地位にあるかのアンケート
公的地位にあるか、米国市民であるかののアンケート画面に切り替わります。「いいえ」を選択して次へをクリックします。

⑦ 口座タイプの選択
口座タイプの選択画面に移ります。
「取引サーバー」ではMT4を選択、「取引口座タイプ」でスタンダード口座かプロ口座を選択します。「取引口座の通貨」でJPYを選ぶと円口座、USDを選ぶとドル口座になります。
「パスワード設定」と「閲覧用パスワード」はMT4のログインパスワードになるので注意が必要です。

⑧クライアントポータルへログイン
クライアントポータルへログインするIDとパスワードは、FXTRADINGからのメールに記載されています。本人確認書類の画面まで進んでいる方にはメールが届いているはずです。

クライアントポータル画面で、入出金手続きや追加口座の申請など様々な手続きを行います。アップロードした本人確認書類に問題がなければ、24時間程度で口座開設完了のメールが届きます。

FXTRADINGのまとめ
日本進出したばかりで運営実績はこれからですが、海外ではすでに高い評価を受けている通り、FXTRADINGはとても使いやすい海外FX業者という印象です。
最大2000倍のレバレッジ、低スプレッド、スキャルピング・EA・両建ての制限なしと、取引環境はとても良好です。顧客の資金が信託保全で管理されているというのも、利用していて安心感があります。
入出金の方法が少なかったり、提供されている独自ツールが日本語対応になっていなかったりと、気になる点はまだ残っていますが、今後の改善でより使いやすいブローカーになるのは間違いないでしょう。
まだ利用したことがないという方は、ぜひ一度FXTRADINGのトレード環境を味わってみてください。
コメント