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サウンドバーのおすすめ8選 選び方のポイントと機能を詳しく解説

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大画面で高画質のテレビを誰でも気軽に手に入れることができるようになりましたが、映像は綺麗でも薄型の筐体に収められたスピーカーは決して音質がいいとはいえません。

迫力のある映像をより楽しむためには音質向上が欠かせませんが、5.1chなどのホームシアターを作るとなると予算もスピーカーの設置スペースも足らず、現実的ではないと考えている人がほとんどだと思います。

そんな中、手頃な価格で臨場感のある音響を再現できるサウンドバーが注目されています。1台置くだけで視聴環境が大幅に向上し、映画やドラマが何倍も楽しめるようになります。

この記事ではサウンドバーを選ぶときのポイントとおすすめ製品を紹介しています。4Kテレビと接続するときの注意点なども書いているのでぜひ参考にしてください。

サウンドバーのメリット

内蔵スピーカーとは段違いの音質

テレビドラマを見ていて俳優のセリフが聞こえづらいと感じたことはないでしょうか。

テレビはどんどんと薄型化し、フレームレスな形になってきていますが、その変化はスピーカーにとってはあまりいいものではありません。薄く小さいスペースではどうしても音質を犠牲にしてしまいがちです。

中にはスピーカーが正面ではなく下向きに付いているテレビもあり、音量をあげても音が届きにくい原因になっています。

サウンドバーはそんな薄型テレビの音に不満を感じている方に持ってこいのアイテムです。購入しやすいエントリーモデルのサウンドバーだとしても、内蔵テレビとは比べ物にならないくらい音質の向上を体感することができます。

ソニー ブラビア

出典:SONY

設置が楽

サウンドバーが人気になっている一番のポイントは、設置の手軽さにあります。ホームシアターを作るとなると、複数のスピーカーの設置スペースを確保したり、位置を調整したりと大変です。

その点、サウンドバーはバースピーカーを置く設置スペースさえ確保すれば大丈夫です。ほとんどの場合、テレビ台の空きスペースに設置することができるでしょう。

接続もとても簡単で、テレビ、サウンドバー、レコーダーなどをHDMIで繋ぐだけで完了します。

手軽にサラウンドを楽しめる

5.1chや7.1.2chなどのサラウンドを実現するには、視聴者を取り囲むようにスピーカーが設置された環境を作る必要があります。

例えば、7.1.2chはスピーカーが7つ、サブウーファーが1つ、上部のスピーカーが2つ必要ですが、視聴専門の部屋でも作らない限り、実現させるのはなかなか難しいと思います。

サウンドバーはバースピーカーだけで、リアルサラウンドに似たバーチャルサラウンド環境を作ることができます。バーチャルといえどスピーカーと視聴者の位置があっていれば、前面のスピーカーだけとは思えないサラウンド感を味わうことができます。

立体音響で視聴する映画やゲームは、迫力や没入感が大幅に増すことは間違いありません。

「ドルビーアトモス(R)」「DTS:X(R)」

出典:SONY

サウンドバーの種類

サウンドバーの種類は大きく2つに分かれます。

  • バースピーカーだけの単体モデル
  • バースピーカー+サブウーファーのモデル

サウンドバー単体でもサブウーファーが内蔵されているモデルもありますが、しっかりとした低音が出ている迫力のあるサウンドを楽しみたいなら、サブウーファーが独立しているモデルをおすすめします。

サブウーファーのサイズは幅が20センチ程度のものが多く、テレビ台の横に設置してもそれほどスペースを取りません。横置きできるタイプのサブウーファーは、テレビ台に設置することもできます。

出典:HARMAN

サウンドバーの設置方法

テレビ台に設置スペースがあるか確認

テレビ台の上面に設置する場合は、サウンドバーの奥行きを確認しテレビの前に置けるかの確認と、サウンドバーがテレビ画面に被ってしまわないか高さも調べて置きましょう。

収納が引き出しになっているテレビ台では難しいですが、オープンタイプのテレビ台であれば、レコーダーなどを設置する棚にサウンドバーを置くのもいいでしょう。

サウンドバー収納付きのテレビ台

サウンドバーの設置スペースがないので、テレビ台を新しく買おうという方は、サウンドバーの収納スペースが確保されたテレビ台も選択するのもひとつの方法です。

色々なデザインのテレビ台が発売されているので、インテリアに合わせて好みのものを見つけましょう。

テレビ脚やブラケットを取り付ける

出典:Amazon

テレビ台を買い換えるとなると大変ですが、手軽にサウンドバーの設置スペースを確保する方法としてテレビ脚を変更したり、ブラケットを取り付けるという方法があります。

テレビ脚もブラケットもそれほど高くないので、大きな出費にはなりません。

ブラケットを使う場合、テレビの上部にサウンドバーを取り付けることもできますが、サウンドバーは耳の高さに合わせて設置するのが理想的だということは覚えておきましょう。

壁に取り付ける

テレビを壁掛けで設置している場合は、サウンドバーも壁掛けに対応した機種を選びましょう。

出典:HARMAN

サウンドバーに搭載されている機能

4K/HDRパススルー

ブルーレイレコーダーやPS4 Proなどのゲーム機からサウンドバーを通して4Kテレビに映像を出力する時、サウンドバーが4Kパススルーに対応していないと4K画質での出力はできません。

同様にテレビがHDR(High Dynamic Range)に対応していても、サウンドバーが対応していないとテレビから映し出される映像はSDR(Standard Dynamic Range)で再生されます。

動画配信サービス(VOD)などでも4K画質のコンテンツが配信され、4Kの衛星放送もはじまりました。これからは4K画質のコンテンツと4Kテレビが標準的になってくることは間違いありません。

近い将来にテレビを買い換える事を考えている方や、NetflixやHuluなどのVODの利用が多い方は、4Kパススルーに対応したサウンドバーを選ぶ事をおすすめします。

ARC(Audio Return Channel)

ARCはHDMIのオプション機能の1つです。

HDMIは音声信号と映像信号を1つのケーブルで伝送することができますが、伝送できる信号は片方向のみで、双方向に信号を送ることはできません。

テレビとサウンドバーの両方にARC対応HDMI端子が搭載されていれば、テレビからの音声をHDMI1本で伝送することができます。しかし、ARCに対応していないテレビとサウンドバーを接続する場合は、HDMIに加えて光デジタルケーブルを使い音声を伝送する必要があります。

古い液晶テレビはARCに対応していない事も多いので、確認しておいた方がいいでしょう。

eARC

最新のサウンドバーやテレビに搭載されている機能がeARCです。

ARCではテレビからオーディオ機器にドルビーアトモスやDTS:Xなどのオブジェクトオーディオ(立体的なサラウンド音声)を伝送できませんでしたが、テレビとサウンドバーの双方がeARCに対応している場合には可能になります。

まだeARCに対応しているテレビは少ないですが、今後普及していく規格です。

CEC(Consumer Electronics Control)

CECもHDMIのオプション機能の1つで、接続した機器を連動させることができる規格です。

テレビのとサウンドバーの電源操作や音量調整を連動させたりすることができます。CECは基本的にどのサウンドバーにも搭載されているので、仕様に記載されていないことも多いです。

スマートスピーカーとの連動

サウンドバーにはGoogle HomeやAmazon Alexaなどのスマートスピーカーと連動し、音声操作を行うことができる機種があります。

スマートスピーカーの音質に満足がいかない方も、サウンドバーでの高音質再生で音楽を楽しむことができるようになります。

アプリ操作

サウンドバーの多くは専用のアプリが用意されています。

アプリではボリューム調整やサラウンドモードの切り替えなど様々な調整を行うことができます。また専用アプリ内で音楽配信サービスやインターネットラジオを利用することができるものもあります。

拡張性

サウンドバーの中には、サブウーファーやリアスピーカーを増設できるタイプの機種も発売されています。

リアルサラウンドに興味がある方は、スピーカーの拡張性もチェックしておいた方がいいでしょう。

ネットワーク機能

サウンドバーにはWi-FiやBluetoothとの接続機能を搭載した機種があります。

パソコンやスマホと連動することができるので、Apple MusicやSpotify、Amazon Music などの音楽配信サービスを高音質なサウンドバーで楽しむことができます。

ハイレゾ対応

サウンドバーの中にはハイレゾ再生に対応した機種もあります。解像度の高いサウンドで映像コンテンツの臨場感が増すだけでなく、ハイレゾ音源の音楽再生も楽しめます。

おすすめのサウンドバー エントリーモデル 

実売価格が1万円台から2万円程度のエントリーモデルを紹介します。

YAMAHA YAS-108

ヤマハの「YAS-108」は低価格ながらバーチャルサラウンド技術である「DTS Virtual:X」に対応しているサウンドバーの売れ筋商品です。

バースピーカーは3ユニット構成でLRスピーカーに加えて内蔵のサブウーファーが搭載されています。バースピーカーだけでも迫力のあるサウンドが楽しめますが、より低音が欲しい場合は別売りのサブウーファーを接続することも可能です。

Bluetooth接続にも対応しているので、映像のほかに音楽再生のスピーカーとしても活躍します。リモコンが付属していますが、アプリを使えば設定状況が視覚的にわかるので、より調整がしやすいでしょう。

また4Kパススルーにも対応しているので、4Kコンテンツを楽しみたい人も安心して購入することができます。

  • 入力端子:HDMI、光デジタル、ステレオミニ、USB
  • 出力端子:HDMI、サブウーファー出力
  • 4kパススルー対応
  • HDRパススルー対応
  • ARC:対応
  • CEC:対応
  • ネットワーク:Bluetooth対応
  • 寸法:890W×131H×62Dmm

JBL Bar Studio

JBLの「Bar Studio」はコンパクトなサイズが魅力のサウンドバーです。バースピーカーの幅は61cmなので、液晶画面が大きくないテレビでも使いやすいモデルです。

ARCに対応しているので、HDMIケーブル1本だけで手軽にテレビとの接続ができます。Bluetoothのワイヤレス接続に対応しているほか、USB接続で音楽を楽しむこともできます。

4Kパススルーに対応しておらず、サブウーファーも内蔵されていませんが、リーズナブルな価格なのでテレビの音に不満だけどあまりお金を掛けたくない人におすすめのサウンドバーです。

  • 入力端子:HDMI、光デジタル、アナログ、USB
  • ARC:対応
  • ネットワーク:Bluetooth対応
  • 寸法:614W×58H×86Dmm

SONY HT-S200F

ソニーの「HT-S200F」はサブウーファー内蔵のコンパクトなサウンドバーです。

サウンドバーの仮想サラウンドは壁の反響を利用するものが多いですが、HT-S200Fは「S-Force PROフロントサラウンド」とうソニー独自の技術で、部屋の形状に左右されづらにサラウンド環境を作ることができます。

ボリュームを下げても高音や低音のレベルが落ちにくい「サウンドオプティマイザー」を搭載しているので、夜間の視聴も音のバランスを崩さずにコンテンツを楽しむことができます。

  • 入力端子:HDMI、光デジタル、USB
  • 出力端子:HDMI
  • ARC:対応
  • CEC:対応
  • ネットワーク:Bluetooth対応
  • 寸法:580W×64H×95Dmm

おすすめのサウンドバー ミッドレンジモデル

SONY HT-X9000F

ソニーの「HT-X9000F」はサウンドバーに加え、独立したサブウーファーが付いているモデルです。

HT-X9000Fは最新のサラウンド方式である「ドルビーアトモス」と「DTS:X」に対応しているので、前後左右だけでなく高さを感じる音表現を楽しむことができます。

また高音域をアップスケールする「DSEE」という機能が搭載されているので、CDや圧縮音源などの音楽再生では高音質で自然なサウンドを再生することができます。

  • 入力端子:HDMI、光デジタル、ステレオミニ、USB
  • 出力端子:HDMI
  • 4kパススルー対応
  • HDRパススルー対応
  • ARC:対応
  • CEC:対応
  • ネットワーク:Bluetooth対応
  • 寸法:930W×58H×85Dmm(バースピーカー)
  • 寸法:190W×382H×387Dmm(サブウーファー)

JBL BAR 3.1

JBLの「Bar 3.1」は人物の声をクリアに再生することができる、センターチャンネルを搭載したサウンドバーです。

250mmの大口径のウーファーユニットを搭載しているので、迫力のある低音が好みの方におすすめです。4Kパススルーも対応しているので、映画やドラマを高画質、高音質で楽しむことができます。

  • 入力端子:HDMI、光デジタル、ステレオミニ、USB
  • 出力端子:HDMI
  • 4kパススルー対応
  • HDRパススルー対応
  • ARC:対応
  • CEC:対応
  • ネットワーク:Bluetooth対応
  • 寸法:1108W×58H×78Dmm(バースピーカー)
  • 寸法:305W×440H×305Dmm(サブウーファー)

Panasonic SC-HTB01

パナソニックの「SC-HTB01」はスクウェア・エニックスと開発したゲームユーザー向けのサウンドモードが搭載されているのが特徴です。

臨場感のあるRPGモード、音の位置がわかりやすいFPSモード、人の声が聞き取りやすいボイス強調モードの3つのモードを切り替えすることができます。

幅が43センチ、高さが5.2センチと、パソコンデスクの前に置いても邪魔にならないコンパクトなサイズになっています。

  • 入力端子:HDMI、光デジタル、USB
  • 出力端子:HDMI
  • 4kパススルー対応
  • HDRパススルー対応
  • ARC:対応
  • CEC:対応
  • ネットワーク:Bluetooth対応
  • 寸法:430W×52H×130Dmm(バースピーカー)

おすすめのサウンドバー ハイエンドモデル

SONY HT-Z9F

ソニーの「HT-Z9F」はスリムなデザインながら、独自のスピーカーユニットにより迫力のあるサウンドが楽しめる3.1chサウンドバーです。

ドルビーアトモスとDTS:Xのサラウンド方式に対応しているほか、ハイレゾ音源にも対応しているので、立体音響を解像度の高い高品質なサウンドで体感することができます。

リアスピーカーが別売りされているので、増設することにより5.1chのリアルサラウンドにカスタマイズすることも可能です。

  • 入力端子:HDMI、光デジタル、ステレオミニ、USB
  • 出力端子:HDMI
  • 4kパススルー対応
  • HDRパススルー対応
  • ARC:対応
  • CEC:対応
  • ネットワーク:Bluetooth対応、Wi-Fi
  • 寸法:1000W×64H×98Dmm(バースピーカー)
  • 寸法:190W×382H×386Dmm(サブウーファー)

YAMAHA YAS-408

ヤマハの「YAS-408」はデジタルアンプに高品質なサウンドを再生する「DDFA」を採用した2.1chサウンドバーです。

音質の良さに加えて、バーチャル3Dサラウンド技術への対応、音楽配信サービスのストリーミング再生などの機能が充実しています。

Amazon Echoシリーズに対応しているので、Alexaを使用した音声操作を行うこともできます。

  • 入力端子:HDMI、光デジタル、ステレオミニ、USB
  • 出力端子:HDMI
  • 4kパススルー対応
  • HDRパススルー対応
  • ARC:対応
  • CEC:対応
  • ネットワーク:Bluetooth対応、Wi-Fi
  • 寸法:980W×60H×110.5Dmm(バースピーカー)
  • 寸法:181W×417H×405Dmm(サブウーファー)

最後に

オーディオに詳しくなくても手軽に高音質な視聴環境が手に入るサウンドバー。一度、迫力のあるサウンドを体験すると、もうノーマルのスピーカーに戻ることはできません。

お気に入りのサウンドバーを見つけて、ぜひ体感してください。

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