家電

自宅でプロの焙煎が味わえる、パナソニックの「The Roast」は成功するのか

更新日:


コーヒーに凝っている方でも自宅で焙煎まで行っている方は、少ないのではないでしょうか。自宅のガスコンロで手網焙煎をしても、安定して美味しい焙煎に仕上げるのは中々に大変です。私も大のコーヒー好きですが、自宅で焙煎をすることはまれです。そんな中パナソニックから、「The Roast」という気になるサービスが発表されましたので紹介してみようと思います。

公式The Roast

「The Roast」は焙煎機と生豆の配送、焙煎プロファイルが一体になったサービス

パナソニックから発表された「The Roast」は、焙煎機本体と生豆の配送、焙煎士が作成した焙煎プロファイルがひとつになったサービスです。

焙煎機はイギリスのスタートアップ企業「IKAWA」と提携したもので、すっきりとして高級感があるデザイン仕上がっています。価格は10万円(税抜き)。

生豆はコーヒー豆卸の石光商事株式会社が、季節によって厳選したものを月に一回頒布。契約は1年単位で、(2種セット月3,800円)か(3種セット月5,500円)かを選びます。生豆は1パック200gとの事。

焙煎プロファイルは焙煎士の後藤直紀氏が、送られてくる生豆に合わせて作成、1種類の生豆ごとに2~3種類の焙煎プロファイルを用意する。

焙煎工程はとても簡単

生豆の入っているパックにQRコードが付いているので、専用アプリで「豆カード」を読み込みます。アプリはiOS端末にだけ対応してるようです。

「豆カード」には焙煎プロファイルが入っているので「浅煎り」、「中煎り」、「深煎り」を選んで「ロースト開始」をタップしBluetoothで本体に送信します。

「ロースト開始」をタップすると予熱がはじまります。1~2分で予熱が完了したら生豆を釜に投入、焙煎を開始します。焙煎方式は熱風式で、豆を煎ると同時に風が雑味のもととなるチャフ(薄皮)を飛ばしてくれます。自家焙煎では飛び散るチャフが面倒ですがこれは楽だと思います。10分程で焙煎は終了です。

はたして「The Roast」は成功するか

自宅で上手にプロのような焙煎ができるという触れ込みは、コーヒー好きとしては目を引くものがあります。しかし本体の価格が10万円、それに加えて生豆の契約が最低でも1年必要。こうなるとどこまで普及するのか気になるところです。焙煎まで自分でやりたいというコアなコーヒー好きは、豆を自分で選びたいと思うのではないでしょうか。

もちろん生豆を自分で買ってきて焙煎はできるようなのですが、生豆のパックに付いているQRから読み取ったプロファイルしか焙煎の加減を選べない仕様のようです。
一度に焙煎できる量も50gとなると、個人的にはちょっと少ない気がしますね。

IKAWAのホームロースターを買うという選択肢も有り

「The Roast」の焙煎機本体が欲しい、でも生豆も自由に自分で選びたいって方は、OEM先のIKAWAで買うのも選択肢の一つだと思います。IKAWAのホームページで予約注文を受け付けています。IKAWAの方はアプリに浅煎りから深煎りまでのプリセットが有り、自分でも焙煎のレシピを作ることができます。しかも アプリがiOS端末だけでなくAndroidにも対応しています。(焙煎機にプロとホームの2種類あるが、プロ版はiOSのみに対応)

直接買うのは敷居が高いという方は、海外通販を扱っているRakuNewで販売しているようなのでチェックしてみて下さい。

最後に

私はこの「The Roast」のサービスを見て、ネスプレッソを思い浮かべました。ネスプレッソも純正のカプセルしか使えず(実際には互換性のカプセルが他社から出ていますが)購入も公式サイトや一部の取扱店でしか購入できないという縛りがありますが、味の良さやカプセルの種類の豊富さ、24時間のサポート、注文から翌日に配送される等の充実したサービスがあり、少しお金を出してでも美味しいコーヒーを飲みたいという層を見事につかんだと思います。

サービスとしてはかなり高級な「The Roast」ですが、自宅で焙煎をしたいというコアなコーヒーマニアがどう反応するか、一般のコーヒー好きがこのサービスに興味を持つか、これから注目していきたいと思います。

公式The Roast

関連コーヒーメーカーの選び方&おすすめ20選【全自動/ミル付き】


よく読まれている記事

-家電
-

Copyright© Lantern Blog , 2019 All Rights Reserved.